災害対応能力向上のため
現場での経験・教訓を活かし、講演活動等を行っています
代表プロフィール
代表 冨岡 豊彦
1963年生まれ
出身地:青森県風間浦村
元消防大学校教授
元東京消防庁第六方面本部救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)総括隊長
風間浦村ふるさと大使
代表あいさつ
近年の日本では多くの自然災害が発生し阪神淡路大震災以降その頻度は高くなってきているように感じられます。災害対応は迅速さが求められ特に人命救助は時間との戦いでもあります。しかし、大災害を幾度なく経験してもこの国の初動対応には改善の余地があるように思われます。
そこで当研究所では自身が経験もしくは取材してきた災害現場の活動を伝え続け、日常の災害対応はもとより地震などの大災害発生時の対応能力の向上、システムづくりに貢献したいと考えています。また、消防職員、消防団員から「殉職者を出さない」「重大な受傷事故を発生させない」そして、一人でも多くの人命を救い、トータル的な被害の軽減のためにも災害活動の研究、継承を行っていきます。
これまでの経歴(災害活動)等
1982年東京消防庁入庁
消防学校卒業後は目黒消防署を皮切りに14カ所の所属で勤務。2019年からは日野消防署長、小石川消防署長、練馬消防署長を務め2024年退職。
災害規模に関わらず現場での活動経験は豊富で阪神淡路大震災、2008年岩手宮城内陸地震での活動をはじめ日本国政府の緊急援助隊として2003年に発生したアルジェリア民主共和国の地震災害にも派遣されています。
2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の津波の影響により全電源を喪失した福島第一原発事故対応では3号機使用済み燃料プールヘの放水を指揮。この活動により同年10月にスペイン・オビエド市で行われたアストュリアス皇太子賞(スペイン皇太子賞)の授賞式に全国消防機関の代表として参加。受賞式では受賞者を代表してスピーチをしました。
総務省消防大学校では2年間にわたり教務部教授を務め「現場指揮活動」「安全管理」を中心に講義しました。
最近の活動
・月間消防(東京法令出版) 11月号から消防職員のためのノンフィクション短編小説「基本に返れ」が連載をスタートしました。
・令和6年10月11日 青森県産業資源循環協会青年支部設立30周年記念で「福島第一原発での活動体験を踏まえた現場での危機管理のあり方」について講演を実施しました。
・令和6年10月19日 母校青森県立大間高等学校独立昇格50周年記念式典で「ラグビーと歩んだ半生 ~そして国難に挑む~ 」と題し、現役高校生をはじめ地域の住民の皆様の前で講演を実施しました。
- 令和6年10月20日 東日本大震災・原子力災害伝承館(福島県双葉町)を視察しました。
講義・講演を希望される方はご連絡ください
- 消防関係者向け
「現場指揮・安全管理」「危機管理」等 - 自治体職員・企業・一般向け
「福島第一原発での活動体験を踏まえた現場での危機管理のあり方」等
※ 自身が経験した災害現場等の経験を活かし、講義・講演活動等を行っています。特に福島第一原発事故での活動講演では放射能の中にいた人にしかわからないリアルな現場の状況を語っています。
所在地:東京都大田区大森西 2-17-13
TEL:090-4813-9025(平日10:00〜17:00)
メール:tomisai0175@gmail.com